車の下で
仕事の前に近所の猫に会いに寄る。
車の下は暖かいのか、三毛猫が伸びるように寝ていた。
なんだか足まで投げ出して、だらしなく寝ているようにも見えるのがまた可愛らしい。
しかしそんなに暑いなら、車の下から出てきなよう、と声をかけてみたのだが、ちらっと薄目をあけてこちらを見ると、何も言わずにまた眠ってしまった。
どうやら多少暑くても、邪魔者が入ってこられないかっこうの寝床のようだ。

車の下にかがみこんでシャッターを切るが、車の下までは入ってこられないとわかっているらしい。
いくら声をかけてみても、気持ちよく寝てるんだから邪魔すんなと言わんばかりに、無視を決め込む猫にがっかりしつつ、時間に追われていたので慌てて仕事に向かった。