心配ご無用
近所の猫のたまり場に、再び足を運んでみた。
地域猫とはいえ、ご飯はもらえるものの家に入れてもらえるわけではないから、さすがにこの数日の寒さはつらいんじゃないかと心配していたのだが、果たして猫は綺麗にたたまれたタオルの上にしっかりと座っていた。

やはりこの寒さを心配して、誰かが置いて行ったらしい。
おお、いいものもらったねぇと声をかけてシャッターを切ってみたら、気持ちよさそうに目を瞑っていた三毛猫が、邪魔するんでないと言いたげな表情でこちらを見ていた。
心配して顔を出したつもりだったのだけれど、かえって迷惑だったらしい。
再び気持ちよさそうに昼寝を始めた三毛猫の邪魔にならないように、とぼとぼと路地を後にした。