ストーカー失敗その2
散歩中の黒猫を見つけてついて行ったはいいけれど、しっかり猫に気がつかれて入り込めないところへ逃げ込まれてしまったので、望遠レンズを構えながら悶々としていたのだが、黒猫が座り込んだので、昼寝する姿を激写しようと思いながらカメラを構えていたのだが、黒猫は何か気になるのか一点に視線を向けたまま動かない。
てっきり寝転がると思いながら見ていたのだが、様子が変なので少し場所を移動して猫の視線の先を見てみることにしたところ、果たして黒猫の視線の先にはもう一匹猫がいた。
白黒柄の猫と黒猫が緊張状態のようにも見えたのだが、おもむろに牛猫がこちらを見た。
するとまるで牛猫に倣ったかのように黒猫もこちらを振り返った。

まるで、「こいつ、なに?」とでも言いたげな牛猫の視線から察するに、牛猫が私の気配に警戒していたため緊張状態であったらしい。
安心して寛げないじゃんといわんばかりの視線×2に怖気ついて、さっさと尻尾を巻いて逃げてきたのだった。