一直線
周りの猫に気を遣いつつ、物憂げに座りこんでいる猫に、勝手に妄想を膨らませて哀れんでいたのだが、当の本人(猫?)は気にしているのかいないのか、再び毛繕いをしていた。
それを勝手に哀れみつつ見守っていたのだが、先ほど物憂げな猫とかわいらしい挨拶を交わした後にらみ合っていた猫が、てくてくと歩いてきた。
そのまま通り過ぎるのかと思ってみていると、果たして猫は私の視界の真ん中にどっかりと座り込んでしまった。

その場所は、物憂げな猫が先客に遠慮してわざわざ距離をとったスペースじゃないのか?
いいのか物憂げな猫!
って、猫察してやれよー!
と勝手な想像だと言うのに半ば本気で心配してしまったのだが、気がつくと私の目の前で猫が3匹一直線に並んでいることに気がついてしまった。
しかもめいめい全くお互いを気にしていないような。
勝手に気にしていたのは私一人だったみたいだ…。