恐怖鎮静化
猫たちにご飯をよこせとしばらく要求をされていたのだが、ない袖は振れないし、とおどおどしていたら、ようやく猫たちはご飯は出てこないと認識したらしい。
牛柄の猫がお皿の前から撤収して、こちらに近寄ってきた。
なんでご飯でてこないの、と不満でも言いに来たのだろうかとびくびくしていたのだが、そういうわけでもなかったらしい。
遠慮がちに近づいてきたのだが、シュプレヒコールの急先鋒だった猫が、さっと挨拶なのかボディチェックなのか挨拶に出迎えていた。
なんとなく要求がうやむやになったことにほっとして、やっとカメラを構える余裕ができた。
というより、そういえば写真撮りに来たと思い出したというところなのだが。
最初にご飯の要求をよこしたのも牛柄猫なのだが、騒ぎを収めてくれたのも牛柄猫なので、感謝しなくてはいけないのだろうな。
なんだか釈然としないけど。